Fusion360によるフェイスシールドの形状を簡単に変更できるデータ作成方法
新型コロナウイルスの感染拡大により不足しているフェイスシールドのレーザーカッター用のデータを、Appleが公開したデータを元に簡単に形状を変更できるようにしたデータをこちらにアップしました。
■Fusion360のデータ
Face Shield Cut File
https://a360.co/2VsQeur
Forehead Band cut file
https://a360.co/2Vqgsxy
Fusion360だと「パラメータを変更」というコマンドを使えば簡単にまとめて変更することができます。
形状を変更する方法をFace Shield Cut File で説明すると
1.「修正」→「パラメータを変更」を選択

2.式の中の値を変更

値を変更することによって下記のパラメータが簡単に変更できます。
shield width:シールドの横幅
shield height:シールドの縦の長さ
rubber band width:ゴムバンドの幅
rubber band thickness:ゴムバンドの厚さ
例えば上図のデータからゴムバンドの幅を30mmから10mmに変更すると下図のような形状に変更されます。

修正後、スケッチのexport dxfを右クリックし、「DXF形式で保存」をクリックするとDXFデータを保存することができます。

Forehead Band cut fileのデータも同様に変更できるのでお試しください。
製作したフェイスシールドの詳細はnote書いてみました。
Posted on: 2020年4月22日, by : Kuniaki Sento